皆さん、ごきげんはいかがですか?
ちびくろです。
ついさっきまで、『天空の城ラピュタ』を観ていた、ちびくろです。
ジブリ作品、やっぱりめちゃくちゃいいですね。
世界観やストーリー、音楽など、全てが素晴らしい。
宮崎駿監督はもちろん、楽曲を担当している久石譲さん、最高すぎます。
ただいまラピュタメドレーを聞きながら、ブログを書いています。
まだまだジブリは詳しくないので、大学生の特権を活かして観まくりたいと思います。
ジブリについての記事は、また次の機会に。
さて、本題に入りましょう。
まず最初に、皆さんに質問があります。
「あなたは、勉強の手段として本を読みますか?」
大丈夫です。
この質問は、本を読まない人にあーだこうだ言うためのものではありません。
というか、ぼくなんかが言えません(笑)
なので、正直に答えていただきたいです。
どうでしょうか。
YESと答えた方は、もちろん素晴らしいです。
本は知識が集約していて、ものすごく勉強になります。
これからもぜひ続けていってほしいです。
一方で、NOと答えたあなた。
「なぜ」本を活用しないのでしょうか。
少し、理由を考えてみてほしいです。
活字が苦手?
内容が難しそう?
どの本を選んだらいいかわからない?
いろいろありますよね。
分かります、ぼくも今でこそ本は読めるようになりましたが、以前まで全く読むことができませんでした。
そんなぼくが、本を読むに至るまでに一番の障壁となったのが、
「この本を完璧に使いこなさないと意味がない」
という考えでした。
皆さんも、経験があるのではないでしょうか。
「この本読んでも、実際に覚えれないと意味がない」
「しっかり実践しないと、本にかけたお金が無駄になってしまう」
そう考えてしまうこと。
そうやって自分でハードルを高くしてしまった結果、
本を読むまでの心理的距離が遠くなってしまうのです。
ぼくも、ありました。
内容を網羅するために、本に書き込んだり大事なことをメモしながら読書していた頃が。
最初の頃は、なんとか続けていました。
しかし、ある日突然、読書をするのが億劫になってしましました。
単純に、めんどくさくなってしまったのです。
本を手に取ったとしても、
「あぁ、またメモしなきゃいけない」「集中力Maxで読まなきゃ内容がしっかり入ってこない」
先ほど述べた、自分でハードルを上げてしまった、というやつです。
それから、しばらくの間、ぼくは本から離れてしまいました。
もったいないなぁ。
本は素晴らしいものなのに、読むのをめんどくさがっている自分がいるなんて。
そう思いました。
そこで、ぼくは気づきました。
「あれ、ハードル高くしても本が読めなきゃ何の意味もないんじゃね?」
当たり前です。バカですね(笑)
そして、以前より気軽に本を読んでみることにしました。
メモも極力減らし、読みたいときにリラックスして読む。
すると、どうでしょう。
読書がどんどん楽しくなってきました。
その結果、本に対するイメージが
「億劫なもの」から「楽しいもの」に変化しました。
そしたらもう、こっちのものです。
本、読みまくっちゃおうっ!!!
いや、待って。
結局、本を読んでも内容を覚えないと意味なくね?
はい、その通りです。
内容が頭に残っていないとあまり意味がありません。
あらら、また先ほどの状態に逆戻りになってしまいました。
困りましたね、どうしたらいいのでしょうか。
いいえ。
皆さん、心配しなくても大丈夫です。
ここで、ぼくが陥ったこの問題を解決してくれた、
三つの考え方を紹介します。
内容は覚えようとするものではなく、勝手に覚えるもの
小さい頃に読んだ絵本を思い出してください。
『ぐりとぐら』や『かいけつゾロリ』など、何でもいいです。
あの頃って、本の内容を覚えようとして読んでいましたか?
違いますよね。
続きが気になり、ワクワクドキドキしながら読んでいたと思います。
その結果、いまでもなんとなく内容を思い出すことができるのです。
つまり、覚えようとしなくても、
覚えるものはしっかりと覚えているのです。
読書は、楽しんだもの勝ちです。
種まき感覚で読め
「いや、『かいけつゾロリ』とか一応覚えてはいるけどさ。うっすらとしか覚えてないし、楽しんで読んでも意味ないんじゃね?」
そんな時に有効な考え方が、
「種まき感覚で読む」ということです。
このままでは漠然としすぎているので、もう少し具体的に。
簡単に言うと、
「本の内容をうっすらと記憶し、何かのきっかけとして残しておく」
ということです。
例えば、あなたが「経済学」に興味が湧いたとしましょう。
あなたは、経済学に関する本を、楽しみながら本を読み進めておきます。
その時に、経済学の知識、またはイメージが「なんとなく」頭に残るでしょう。
そのあと、あなたは「生物」に興味をもってしまいます。
そして、経済学はほったらかしにして、生物の本を読み進めます。
この場合、経済学の本を読んだことは無駄だったのでしょうか。
いえ、違います。
むしろ、それでいいと思います。
あなたは、少なからず頭の中に「経済学」という「種」をまいたのです。
それらの知識は、思いもよらない形であなたの目の前に現れます。
他の学問で、新聞で、友人との会話で。
「あ、これって前に読んだ経済学の知識じゃね?」
それは、眠っていた種に刺激を与えている瞬間です。
その刺激によって、種から芽が出て、
再び「経済学」に対するアンテナが張られるのです。
なので、無理に飽きた本を読む必要はありません。
「いま」興味がある本を読みまくって、種をまきまくりましょう。
興味が出てきた時に、また戻ってこればいいのです。
その繰り返しで、自然と知識が強固なものになっていくのです。
一度で理解しようとするな
本を楽しみながら、興味の赴くままに読んだ結果、
広く浅く、なんとなく知識がついたと思います。
ですが、おそらく
「こんなに浅くて、意味があるのかなぁ」
と思う方もいるでしょう。
そこで、です。
一度読んだ本を、もう一度本棚から取り出し、再読しましょう。
天才を除いて、本は一度読んだだけではなかなか記憶に残りません。
なので、何度も何度も読みましょう。
しかし、一つだけ注意点があります。
再読するタイミングは、「また興味が出てきたとき」だけです。
先述の通り、無理に読んでしまうとなかなか頭に入ってこず、
時間の無駄になってしまいます。
あくまで、楽しく読む。
これは、忘れないでください。
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少し長くなってしまいましたが、
効果的に読書をするための考え方を紹介させていただきました。
これは、ぼくのひとつの意見ですので、
鵜呑みにする必要は全くありません。
自分の考えとは合わないと思う方は、一切無視してもらって構いません。
ですが、一応ぼくも人間です(笑)
この記事をきっかけに、皆さんの考え方に少しでもいい影響を与えることができたら嬉しいです。
読書に限らず、なんでも楽しくやりましょう。
夢中には努力もかないません。
思うままに、楽しみましょう。
それではまた。
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